百蚊 / Hyacca: 花園 / Hanazono

Hyacca's second album takes the raw postpunk of debut Sashitai and hones it down into something even more propulsive, fierce and energetic. Retaining the pop sensibility that prevents the band from going off the rails into the world of noise, Hanazono tightens things up musically in all areas and the result is even more of a riot.

福岡のポストパンクバンド百蚊がセカンドアルバムをリリースする事を発表した。彼らのデビューアルバム『刺したい』に続く本作品は、前回同様の実験的な曲構成やキャッチーで乗りやすい音を融合させさらなるインディペンデントなスタイルを確立している。レコーディングや演奏技術面でも成長を見せた意欲的な作品である。フロントのトリオによって割り振って歌われている（ギターの梶原洋未 、五嶋賢、ベースの原尻成二）『花園』は意識が収斂され息がしっかりと合っている。確実に今年一番ワイルドで刺激的なアルバムを約束してくれるだろう。